【お名前】
羽多野 重信(はたの しげのぶ)
【現在のご所属・ご役職】
株式会社 ナノシーズ・技術顧問
【ご専門】
化学工学,粉体工学,粉体物性
【略歴】
1967年 四日市中央工業高校 卒業
1967年 名古屋大学工学部 文部技官
2005年 名古屋大学から博士(工学)学位取得
2009年 同大学を定年退職
2009年 株式会社 ナノシーズ入社 技術顧問
2013年度~ 富山大学工学部 非常勤講師
2014年度~ 中部大学 工学部PBL講師
【所属学会・団体】
化学工学会,粉体工学会,日本粉体工業技術協会
【過去の講演テーマ例】
「粉体のハンドリングにおけるトラブル発生要因と粉体物性」
「付着性・流動性に関わるトラブル解決のための 微粒子・粉体物性の測定法と評価のノウハウ及びその対策」
「粉体の取扱いの基礎とハンドリングトラブルの実際」
「粉体物性の定量的な測定と評価手法」
「粉体の付着性・流動性の実用的な測定と評価」
など
【趣味】
写真撮影(感性を磨くため)
ボウリング(体力維持のため)
手打ちそば(粉体の研究を趣味につなげるため)
など
【講師からひとこと】
あらゆる生産現場で粉体が用いられています。しかし,粉体の挙動は実に複雑で多くのトラブルを抱えているのも現実です。その原因は,粉体の粒子径分布,比表面積,細孔径,形状など一次物性と呼ばれる粉体物性はきわめて精密に測定・評価できるようになりましたが,付着性・流動性など二次物性の測定方法や評価方法は,少し乱暴な言い方ですが,この数十年ほとんど発展していないことが原因と思われます。
講座では,著者らが開発してきた実用的な方法で粉体の付着性・流動性を詳細に分析し,トラブルを解決する方途や未然に防止するための提案を行います。