【お名前】
飯島 護丈 (いいじま もりたけ)
【現在のご所属・ご役職】
AEIC研究所 代表、 非臨床開発コンサルタント
【ご専門】
医薬品及び添加物の安全性評価に係わる非臨床試験(試験計画、実施、成績のまとめ、申請資料作成)、病理組織学的評価、GLP及び信頼性の基準、毒性に係わるコンピュータシステム、安全性に係わるMedical Writing
【略歴】
大学では獣医学を専攻、獣医師免許取得後、大学院にて臨床に携わる。
1975年に台糖ファイザー株式会社薬理研究所(現:ファイザー株式会社)入所後、感染症試験など薬効薬理、薬物動態も経験して、毒性試験の試験責任者となる。
その間、名古屋市立大学の病理学教室において医学博士号を取得し、モントリオール大学医学部薬理学教室では薬物と肝毒性について研鑽する。
米国ではGLPに適合したコンピュータシステムのマネージャ訓練や第三者機関によるGLPの研修を受ける。
毒性部門や病理部門の長、GLPの適合性調査等を経験した後、新薬申請業務(非臨床試験)に携わる。
2007年の定年と同社中央研究所閉鎖が重なり退社、その間、循環器系、抗菌・抗生物質、抗炎症薬、抗真菌薬、高脂血症治療薬、点眼薬、添加物などの毒性試験の実施・統計解析、申請や製薬協の活動などに携わる。
臨床獣医師から出発し、病理組織学を基礎とした薬物の毒性試験の実施、成績の評価を行った後、承認申請書の作成や照会事項の対応を通してデータや報告書の信頼性並びに効率化を学ぶ。
【所属学会・団体】
Society of Toxicology, 日本毒性学会、日本毒性病理学会、比較眼科学会、日本医薬品添加剤協会安全性委員会
【過去の講演テーマ例】
「非臨床試験の信頼性確保の為の生データ・実験ノートの取扱いとQC・QA実施」
「医薬品の毒性試験 “超入門講座”」
「これから始める毒性試験」
「医薬品の毒性試験と毒性評価のポイント」
「医薬品申請に直結する非臨床開発戦略」
「CTD-S作成の実際と留意点」
「バイオ医薬品の非臨床評価に関するポイント」
「薬物代謝物の活性/構造と毒性評価」
「新任者のためのGLPトレーニング講座」
【趣味】
100年以上経過したホテルや旅館を探訪して宿帳の記帳と歴史に浸ること。
バイクや自転車による散策やGPS写真旅行
【講師からひとこと】
非臨床における安全性評価と信頼性の基準に係わる情報でお役に立てることを願っています。
このページを印刷