【お名前】
松本 宏一 (まつもと こういち)
【現在のご所属・ご役職】
松本技術士事務所 代表(経営工学部門)
【ご専門】
生産・意識改革、モノづくり、生産・製造技術、工程・品質管理
工程内での品質作りこみ、ロス低減、生産性向上、複合材料の設計、
ラミネート加工技術および周辺技術の国内外指導、
プラスチックフィルムおよび箔の貼り合わせ、接着剤、二次加工適正、
コンバーティングで儲けるためにどのように進めるか。
【略歴】
1945年愛媛県今治市出身、1968年千葉工業大学工学部工業化学科卒業、同年カイト化学工業㈱入社、
各種ラミネート加工技術、周辺技術の開発、事業化およびプラスチック複合材料の研究開発に従事。
1984年よりラミネート加工技術および周辺技術の海外技術輸出、生産・工程・品質管理技術の指導を担当、
1994年住友重機械工業㈱に移り、国内外のコンバーターの生産・加工技術の指導に従事。
2002年技術士事務所を開設、現在に至る。
【所属学会・団体】
日本技術士会、技術士包装物流会、日本包装技術協会
【主な著書】
・「誰でも分かるラミネーティング」1998 ㈱加工技術研究会
・「Basic Guide to Laminating Technology 」(英文書)1999 ㈱加工技術研究会
・「すぐ分かるラミネーティング加工技術と実際およびトラブルシューティング」2015 R&D支援センター
【過去の講演テーマ例】
・ロールtoロール加工プロセスの生産・工程管理とトラブル対策
・ラミネートにおける接着・加工技術のポイントと実生産におけるトラブル対策事例
・ラミネート加工技術と現場トラブル発生とその事例対策(ノンソル・ドライ・押出・共押出・巻取シワ)
・押出コーテイング・ラミネーションの製造ポイントの基礎とトラブル発生と対策
・押出および共押出コーティング・ラミネーションプロセスにおける問題点と対策
・ドライラミネートの加工技術と接着・工程でのトラブルの原因と対策
・ドライ・ノンソルベントラミネーションの加工技術の特徴と実情と期待
・フイルムスリット加工の最適化・ロス低減と製品ロット管理及びその留意点
・フィルム印刷・ラミネート加工の巻き取りおよびスリット加工でのトラブル対策(現場での製品不具合対策)
【自己PR】
現場の生産・品質改革、暗黙知から形式知化、現場でいかに儲けを作り上げていくかをテーマとしている。
【講師からひとこと】
コンバーティング業界(コーティング・印刷・ラミネーティング・リワインデング・スリィテング)のロールtoロール生産体制では、生産スタートから良い製品を作り込まないと、不具合、ロス・ムダ、製品トラブルを削減することは難しくなる。
この生産方式を十分理解して、① 不良、ロス、クレームを発生させない ② ムダを無くす(無駄な時間)
流れを作り上げ、③ 儲かる仕事を受注するシステムを作り、どの仕事が儲かるかを受注前に判断できる
体制を構築することによって、確実に儲かる企業体質を作り上げることが可能となっていく。