【名前】
仁平 宣弘(にひら のぶひろ)
【現在のご所属・ご役職】
仁平技術士事務所・所長
【専門】
・鉄鋼材料の熱処理(全体熱処理、表面熱処理)
・PVD/CVDによる表面硬化処理
【略歴】
1967年 3月 芝浦工業大学金属工学科(卒業)
1967年 4月 東京都立工業奨励館 材料部 鉄鋼研究室 (入都)
1970年12月 東京都立工業技術センター 金属部(上記研究所移転/名称 変更)
1997年 4月 東京都立産業技術研究所 表面技術グループ(上記研究所名称/組織 変更)
2005年 3月 東京都退職
2005年 4月 仁平技術士事務所 開設
(現在に至る)
【所属学会・団体】
・一般社団法人 日本熱処理技術協会
・一般社団法人 表面技術協会
【過去の講演テーマ例】
【趣味】
釣り、囲碁
【講師からひとこと】
熱処理は製品や部品に所要の物理的・機械的特性を与えるもの、表面処理はさらに高機能化・新規特性を与えるものですから、これらが不完全では鉄鋼製品は自身の持つ材料本来の特性を発揮できません。熱処理/表面処理あっての鉄鋼製品です。
私は、東京都の研究所では鉄鋼製品の熱処理および表面硬化処理に関する試験・研究・技術指導に携わってきました。その中でもとくに工具や金型に関心を持ち、それらを対象とした真空熱処理は1973年から、イオンプレーティングは1981年から、DLCコーティングは1986年から装置を導入して応用研究を行ってきました。これらは現在では目覚しい発展を遂げ、広範囲な分野で適用されており、今後もさらに進化することを確信しています。