【お名前】

小野 浩司 (おの ひろし)

【現在のご所属・ご役職】

 長岡技術科学大学 電気電子情報工学専攻・教授

【ご専門】

 光波工学、電磁波工学、有機光エレクトロニクス

【略歴】

 1985年 大阪大学 基礎工学部 物性物理工学科 卒業
 1987年 大阪大学 基礎工学研究科博士前期課程 物理系専攻 修了
 1987年 (株)クラレ中央研究所OE研究室
 1995年 大阪大学より博士(工学)取得
 1996年 長岡技術科学大学工学部 講師
 1998年 長岡技術科学大学工学部 助教授
 2004年 長岡技術科学大学工学部 教授 現在に至る

【所属学会・団体】

 応用物理学会、日本光学会、電子情報通信学会、高分子学会、液晶学会

【過去の講演テーマ例】

 偏光・複屈折・光回折の基礎およびデバイス応用

【講師からひとこと】

 光波工学は、光素子や光学システムに関わっていない技術者・研究者にとっても必要とされる基幹的な学問分野であり、基礎研究から生産管理に至るまでの広範な分野に従事している技術者・研究者にとって、光学の基礎を理解している事は大変重要です。光波工学の中でも、偏光は、ベクトル波としての光波の性質を理解するための基幹分野となりますが、偏光については系統的にまとめられた教科書なども少なくきちんとした理解が広くなされているとは言えない状況にあります。本講座は、著書「偏光伝搬解析の基礎と応用(内田老鶴圃、978-4-7536-5034-7)」の内容に準拠しながら、光波伝搬の基礎をしっかり解説しながら、偏光、干渉、回折といった光波工学を習得します。

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